障がい者雇用における「企業の認定・認証」3選(※東京都の例)

障がい者雇用のキホン

障がい者雇用の取り組みとして、「企業の認定・認証」を取得することのメリットは多くあります。自社に合った認定認証を活用していきましょう!

障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)

障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)とは、厚生労働省が実施している認定制度です。この制度は、障害者雇用を積極的に推進している中小事業者を認定し、その取組を広く周知・奨励することを目的としています。 認定を受けるためには、いくつかの基準を満たす必要があります。主なものは以下の通りです。

  • 障害者雇用率が法定雇用率以上である。

  • 障害者雇用計画を策定し、実施している。

  • 障害者の職場定着を図るための施策を実施している。

  • 障害者雇用に関する情報提供や啓発活動を行っている。
認定を受けると、次のメリットがあります。
  • 厚生労働省のホームページに認定事業者として掲載される。

  • 障害者雇用に関する情報や助成金等の優先的な提供を受ける。

  • 社会的な企業の認知度、ブランドイメージが上がる
もにす認定制度は、障害者雇用を積極的に推進している中小事業者にとって、優れた企業として認知され、その取組を広く周知・奨励する機会となります。また、認定を受けることで、障害者雇用に関する情報や助成金等の優先的な提供を受けられるなど、さまざまなメリットがあります。

東京都障害者雇用優良取組企業(障害者雇用エクセレントカンパニー賞)

障害者雇用エクセレントカンパニー賞は、東京都が障害者の雇用に積極的に取り組む企業を表彰する制度です。

労働条件の改善、働きやすい環境の整備、キャリア形成の支援など、障害者の雇用促進に顕著な成果を上げている企業に対して、東京都知事からの表彰状が授与され、PR効果を得ることができます。

東京都「心のバリアフリー」サポート企業

「心のバリアフリー」サポート企業は、障害者や高齢者の社会参加を積極的に支援する企業や団体を東京都が認定する制度です。

精神障害者をはじめとした障害者や高齢者の雇用や社会生活に配慮し、バリアフリーな社会づくりに貢献する取り組みを行っている企業が認定され、PR効果などのメリットを享受できます。

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